ジンギスカーーーン

たまに書きます

1年間の決意

ついに25日からJリーグが始まる。
昨年11月20日のJ2最終節から3か月。長いオフだと思っていたが振り返るとあっという間。
週末の試合のことを考えてジリジリする日常が戻ってきた。

皆で掴み取ったJ1昇格。2012年以来の舞台。

今年の目標はJ1残留。
できるだけ上位を狙うとかそんなかっこいいことは言わなくてもいい。
狙うのは15位で十分だ。どんなに辛くても、どんなにかっこ悪くたって構わない。
クラブのその先のために何としても掴み取らなければならない。

そのためには残留を争うチームから勝利を掴み取っていくということが大事。
鹿島や浦和などのビッククラブには引き分けを狙うという試合をしてもらってもいい。
無理に勝利を狙って消耗するよりは少しでも大事な試合で力を発揮してもらいたい。

テーマは一体感。
これは選手やスタッフだけではなく、サポーターの一体感も重要になると思う。
昨年終盤の熊本戦に敗れた後から讃岐戦までの一連の行動が自分の中での理想。
苦しい時こそ選手を鼓舞するのがサポーターであって、選手と一緒に落ち込んで投げやりになってしまうのはそれではない。

何よりも恐れているのはサポーターの気持ちがバラバラになってそれが選手に伝染してしまうこと。自分が知っている2008年も2012年も中盤戦からは皆の気持ちがバラバラだったと思う。

昇格を決めた日の夜の特番で都倉が言っていた、「自分が苦しい時はゴール裏を見る。サポーターが飛び跳ねていて絶対苦しいだろうなと。それを見ると自分もサボることができないような気がして。」という言葉を聞くと、もっともっと熱のこもった応援をすればそれが選手を奮い立たせることができるような気がする。ギアを一段入れることができるような雰囲気を作ることが大事。選手が苦しいときに下を向くのではなく俺らを向いて気合をいれるような関係性をつくりたい。

戦力は2008年、2012年より整っていると思っている。2008年のダヴィのように爆発力のある外国人ストライカーはいないが、都倉やブラジル人トリオをはじめ、選手それぞれの能力を組み合わせると今までよりも高いパフォーマンスを発揮できるのではないか。

2008年と2012年が自分の中ではトラウマになっていて、今は期待と不安を天秤にかけると、少し不安が勝ってしまうかもしれないというのが正直な気持ち。
25日のユアスタではそんな気持ちを吹き飛ばすような大声で選手を鼓舞したい。

34試合の長い戦い。何があっても諦めず、どんなにかっこ悪くたって最後まで一緒に戦いたい。
12月2日の最終戦終了後に笑って終われるように。